ENVIRONMENTAL INITIATIVES 環境問題への主体的取り組み

環境問題への主体的取り組み

当社は、「環境問題への取り組みは人類共通の課題」と認識し、企業の活動と存続に必須の要件であると位置付け、以下の実現に向け主体的に取り組みます。

  1. 1) 地球規模の低炭素社会の構築。
  2. 2) 循環型社会の形成。
  3. 3) あらゆる業務において、環境への負荷を軽減することを心掛け、地球環境の維持改善に努めます。

具体的事例

ドライブ・グリーン・5S活動

川崎汽船グループでは、今後の更なる持続的成長と企業価値向上に向け、グループ会社全体をつなぐ新たな環境マネジメント体制「ドライブ・グリーン・ネットワーク」(DRIVE GREEN NETWORK)を始動いたしました。この活動は、川崎汽船グループ各社が各々の環境活動目標を掲げ、それら全ての活動をグループ化し、環境認証取得を目指すものです。当社は、「ドライブ・グリーン・5S活動」を「ドライブ・グリーン・ネットワーク」の一環として位置づけ、同活動を通じた業務品質向上と地球環境活動の両立を目指しております。
5Sとは、職場管理の基盤づくりを推進する活動で、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の頭文字の5つの「S」をとった言葉です。当社は、「ドライブ・グリーン・5S活動」を通して業務におけるあらゆるムダ、ムリ、ムラを排除し、業務効率向上・業務改善を促すと共に、より一層お客様にご満足いただけるようなサービス品質と企業としての付加価値の向上を目指しております。

海岸清掃活動

海洋プラスチックごみの70%以上は陸から発生しており、毎年800万トンのプラスチックごみの海洋流出は世界規模の問題となっています。持続可能な開発目標(SDGs)の目標14として「海の豊かさを守ろう」が設定されており、海の環境問題について意識を高める為、川崎汽船グループによる海岸清掃に定期的に参加しております。

ペットボトルキャップの回収

2019年よりペットボトルキャップの回収を行っています。
日々ゴミとして捨てられるペットボトルキャップを社内の専用ボックスで収集、リサイクル業者に回収してもらっています。回収されたキャップはペレットというプラスチック原料に加工され、プラスチック成型加工業の方に販売、そこで集めた資金をワクチン購入に使用しています。一般ごみのように焼却しないことでCO2の発生を抑え環境負荷を減らすことに役立っています。

ペットボトルキャップ回収量とCO2削減量(キャップをゴミとして焼却した場合の発生量)
2019年:64.00kg回収(27,520個) CO2削減量:201.6kg
2020年:70.00kg回収(35,000個) CO2削減量:220.5kg
2024年:88.00kg回収(44,000個) CO2削減量:277.20kg
(※2021~2023年はコロナウイルス蔓延により活動休止)

使い捨てコンタクトレンズ空ケースのリサイクル活動

使い捨てコンタクトレンズ空ケースのリサイクル活動を行っている「アイシティ ecoプロジェクト」に賛同し、コンタクトレンズの空ケースを社内で回収する取り組みを通じて、プラスチックごみのCO2削減に貢献、再製品化することで限りある資源を大切にする活動を推進しています。

“K” Line Group 環境アワード

「“K” Line Group 環境アワード」は、川崎汽船グループで働く全ての役職員が環境保全に取り組み、持続可能な事業活動に資するために創設されました。
このアワードは、グループの役職員が取り組む優れた環境保全貢献活動を表彰すると同時に、グループ内で共有し、環境活動の輪を広げていくことを目的としています。 当社は2016年から応募しており、2016年、2024年に開催された環境アワードでは、当社の業務改善活動が環境にも貢献したと評価され、優秀賞を受賞いたしました。

2016年 優秀賞 文書の電子保管による CO2 削減
2024年 優秀賞 輸入貨物緩衝梱包材の再利用

「“K” Line Group 環境アワード」を通じ、これからも積極的に環境活動に取り組んでまいります。

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