01 オールKLLでつなぐ、
日本と世界の文化交流
プロジェクト部 イベント課

  • プロジェクト部 イベント課

    今村 淳

  • プロジェクト部 イベント課

    樽本 剛

WORLDWIDE

納期厳守は当たり前のことであるが、いかなる理由があろうとも、スケジュール通りの納品を求められる取り扱い品がある。遅れはもとより、早過ぎてもいけない。それが舞台関連装置だ。

プロジェクト部イベント課のチームをまとめる今村は、次のように語る。「日本では時間厳守は当たり前。しかし、それを文化や慣習の違う海外でも当たり前のように行うことは想像以上に難しく、大変な労力とノウハウが必要になります。」

長年にわたり、世界の各地でイベント案件の取り扱いを続けてきたケイラインロジスティックスは、それぞれの国や地域におけるローカルな事情を知り尽くしており、急なイレギュラーにも即対応可能だという。

舞台セットの組み立てには、大道具さんだけでなく、舞台監督、照明部、音響部など多くのスタッフが動く。そしてその先には、劇場へ足を運ぶ世界中の舞台ファンがいる。決して迷惑をかけることは許されない。

今村が一番やりがいを感じる瞬間は、時間通りにコンテナ、航空貨物の搬入・搬出が出来たときだと言う。ただし、満足感に浸れる時間はそれほど長くはない。一つの任務完了は、次の公演に向けた輸送のスタートだからだ。

PARTNERS

今村が担当する任務は、主に舞台装置・道具の国際輸送だ。世界を魅了したとある公演は、過去からの付き合いがある企画制作会社の意向で、英国・シンガポールへの輸送は、ケイラインロジスティックスが取り扱うことになった。より安心感・信頼感を求められての判断だったという。

その期待に応え、任務は大成功。このような実績を積み重ねていくと、新規顧客獲得も有利に働くであろうが、新規の営業はほとんどしてないと今村は言う。「プロジェクトを通じて、イベント会社等と強固な信頼関係ができると、新しいお客様を紹介してくださるんです。舞台装置の輸送ならKLLに相談しろと。本当に有り難く思っています。」

紹介してくださったパートナーのためにも、全力で応えたい。その強い気持ちが、他社が真似のできないサービスクオリティにつながっているのだろう。

OUR SERVICE

「当社のサービスは、単に数字だけで比べて欲しくありません。」今村の話に興味を持って聞いていると、確かな理由があった。

お客様に確かな安心と信頼をご提供するために、現地側担当者だけでなく、日本人スタッフが常に現場に張り付くのがKLL流のこだわりだと言う。搬入・搬出・空港など、すべてのサービスポイントで立会いを行い、お客様のご要望にその場で対応する。「フルサポート」がチームのモットー。自社の収益よりも、お客様の満足を最優先する。それが「KLLらしさ」というわけだ。

今村曰く、その金額に見合ったサービス、お客様の期待以上の輸送サービスを、提供するように心掛けていると言う。

最後に今後の抱負を聞いてみると、「私たちにとって、現場こそが営業活動の場。常に100%の現場立会いを実行できるよう、チーム一丸となって頑張っていきたい。」今村は、そう締めくくった。

PAGE TOP