CROSS TALK
若手座談会

世界を相手にするための
成長を支えてくれる

フォワーダー事業は物流業界でも少し特殊な位置づけです。そのような業界に身を置くKLLをなぜ選択したのかを、3名の若手社員に聞きました。またそれに加え、それぞれが入社前後で感じたギャップやお互いの職場の雰囲気もお伝えしていきます。

MEMBER

世良 至 プロジェクト部 半導体課
2019年入社

マンハッタンに住んでいた当時にアメリカ同時多発テロ事件が起き、人々が穏やかな日常を過ごせることに貢献したいと強く想い、国際物流業界を選択。

小山 優花 営業第二部 京浜営業所
2019年入社

海外旅行やホームステイの経験から、大学では英語の習得に力を入れていた。それを活かせる職場を探し、父が物流関係だったこともあり、国際物流業界に興味を持った。

菅野 賢太 営業第一部 立川営業所
2020年入社

外語大学でタイ語を学び、タイへの留学も経験。将来的にはタイ語を活かしたいと考えながら、色々な国との架け橋になれることに惹かれてフォワーダーを選んだ。

STORY 01

KLLで働こうと決めたその理由

菅野
お二人はどうして、就職先をKLLにしたのですか?
小山
私は内々定者のアルバイトに参加したんです。週二回、実際の部署におじゃまして、電話を取ってつないだり、コピーしたりなどをやらせてもらっていました。働いている方々は忙しそうに見えたのですが、そうした状況の中でも「一緒にランチに行こう」であったり、「何か困っていることない?」と、すごく気遣ってもらえて嬉しかったことが、一番の決め手になりましたね。
世良
雰囲気のよさは、私も決め手の一つになりました。また、若手のうちから裁量の大きい仕事を任せてもらえそうだったことに加えて、海外勤務のチャンスが多そうだったことも魅力でした。
菅野
海外勤務に関しては、私も魅力に感じていました。同じくフォワーダーを展開している会社を何社か受けて内定もいただいていましたが、海外で働けるチャンスが大きかったことが魅力でKLLに入社を決めました。大学でタイ語を学んでいたので、将来的にはその力を試してみたいと考えています。
小山
いいですね。海外勤務をしたくてKLLに入社した人は多いと思いますよ。私も英語が好きだったことから、海外とのつながりがある仕事を探してKLLに行き着いたので、若手のうちから海外で働くチャンスがあることは大きな魅力になっていました。
菅野
今は国内の営業担当なので日本語を使うことが多いですが、料金の確認だったり、出荷問い合わせなどは英語を使うことがあり、入社して早々に海外とやり取りをしているという実感は持てています。
世良
実際に若くして海外駐在をしている先輩もたくさんいますからね。私も早く挑戦してみたいと考えています。

STORY 02

それぞれが感じた入社前後のギャップ

小山
実際の仕事内容についてはどう感じていますか?
菅野
取り扱う貨物がとても多いことが、入社して驚いたことですね。食品や家電なんかは海外製のものを使っていたので「輸入品」というイメージがあったのですが、いわゆるB to B向けの貨物に関しては、消費者側だと分からないじゃないですか。なので、化学品や小さな機械部品、まったく聞いたことのない機械など、その種類の多さに戸惑いつつ、面白いなとも思いました。
小山
「これがこの国で作られているんだ」と、入社時は驚くことが多いですよね。また、国際物流を行うためには、様々な書類が必要だということもギャップに感じませんでしたか?
世良
輸出入は、確かにもう少しシンプルなのかなと思っていたところはありました。でも、単純ではなかったことが入社してよく分かりましたよね。こんなにやることがあるからこそ、フォワーダーという仕事が必要なんだと。
小山
申請書類や該非判定書が必要だったり、日本がOKでも現地の輸入規制に引っかかったり、ライセンスが必要だったり…。また、梱包やブッキング、通関手配など、工程もこんなにあるとは思っていませんでした。入社して5年目ですが、まだまだ勉強しなければならないことは多いです。
菅野
ですが、先輩や上司もそうですし、CS(カスタマーサービス)の方など、KLLには知識が豊富な人が多く、教えてもらいやすい環境なので、あまり不安を感じることはないですよね。
世良
私も雰囲気や社風に対しては、説明会や面接などで感じたものとギャップはありませんでした。管理職の方がフランクに接してくれるのも安心できるポイントだと思います。

STORY 03

働く場所は違えど共通する文化

小山
世良さんから職場の雰囲気のお話が出ましたが、菅野さんはいかがですか?
菅野
私は一度異動を経験しているのですが、二つの部署で少し雰囲気が違うことは感じています。以前の職場はどちらかというと黙々と仕事をする雰囲気だったのですが、現在の部署はもう少しワイワイとしている感じです。職場や部門による性格はあるなと感じる一方で「人が優しい、面倒見がいい」という部分は共通していると思います。分からないことは一から全部、教えてもらえますしね。
世良
そうやって成功体験を積んでいけるので、若手の成長も早いですよね。
菅野
幅広い知識と経験が必要なフォワーダーという業種だからこそ、面倒見のいい先輩が多いのかもしれないです。自分で勉強してどうにかできるという知識ではなく、やはり教わらなければ分からないことのほうが多いですから。
小山
皆がそうやって成長してきたからこそ「丁寧に教える」ことが文化として根付いているのかもしれませんね。また、私の職場では気さくな人が多いように感じます。私も異動で現在の部署に来ているのですが、年次も上の大先輩ばかりの男性しかいない職場で、はじめはすごく緊張していたんです。ですがとても話しやすく、困った時は些細なことでもすぐに相談することができますし、メンバーでランチに行ったり、和気あいあいとしているので、仕事がしやすいですね。そうした雰囲気を作ってくれている先輩や上司には感謝しかありません。
世良
私はずっと同じ部署で働いているのですが、お二人と同じように基本的に優しい人しかいないなという印象です。その上で知識量がすごいですし、一緒に調べものをしてくれたり、本当に面倒見がいいなと思います。仕事の中だけでなく、夜食事に行く機会がたくさんあり、本当に相談しやすい雰囲気です。そうしてもらえて嬉しかったので、私も後輩には同じように接するように意識しています。

STORY 04

品質を徹底するためのチームワークを

菅野
一方で、私たちの仕事は緊張感を持って取り組まなければならないことが多くあります。特に私は「スケジュールは必ず守るように」と徹底して指導されました。これはKLLからのお客様への品質に直接関わる部分だからです。また「どういったモノ」が運ばれるのかも、厳しく判断しなければならないですよね。税関に間違った申告をしてしまうと、コンプライアンスとして会社の信頼が落ちてしまうことになりかねません。
世良
そうですね。それらは私も徹底されてきました。加えて、貨物を丁重に扱うことも徹底的に指導されました。特に私の部署は高額な精密機械ばかりなので、ダメージにはすごく敏感です。外装に何か異変があれば必ずお客様に報告したり、装置の本体の搬入・納入がある時は、絶対にお客様の工場で立ち会いを行うなどしていますね。
小山
私たちの行動一つでKLLの品質や信頼を落としかねないですし、一つのミスでお客様のビジネスチャンスを潰してしまいかねないので、それを防ぐためにもKLLではチームワークを大切にしていますよね。だからこそ、お互いに助け合えるアットホームな雰囲気なんだと思います。
菅野
そうだと思います。また、私はKLLを一言で表すなら、名バイプレーヤーだと思っています。一般知名度はほとんどありませんが、物流にとって必要不可欠な存在なのだと働く中で実感しました。私たちがいなければ運べないモノがあり、運べなければ生活が成り立たない人も出てくる。そうすると私たちの仕事は責任重大だなと、いい意味でのプレッシャーを感じられています。
小山
ただそのプレッシャーに押しつぶされることはないですよね。それは、必ず気にかけてくれる上司や先輩、同期がいるからです。また、フレックスという働き方もあったり、有給休暇が取りやすいなど、リフレッシュできる機会も作りやすいことがいいところだと思います。
世良
産休・育休、時短勤務などもきちんと整備されていて、男性女性関係なく社員に優しく働きやすい環境が整っていますよね。そのようなKLLで世界中に働きかけ、世界中の人と一緒に仕事を進めていきながら、これからも挑戦と成長を続けていきたいです。